



高層マンション外壁補修 [横浜市鶴見区]

安全に足場を組む
足場は低層住宅なら人手で部材を持ち上げ組んでいきます。しかし高層住宅では安全面やコスト面も考慮し重機を使用し、一定の階まで持ち上げることになります。行程を考えながら組む分だけ持ち上げるのです。このとき、通行人や作業員の安全を最優先させることは言うまでもありません。作業中は常時、通行人誘導警備員を配置いたします。

足場組みとメッシュシート
足場がかけ終わり、続いてメッシュシートがかけられた現場写真です。このあと打診棒を使って、複数の検査員が建物全体の劣化箇所を、くまなく検査します。

いきなり塗ることはありません
ペンキ塗りはいきなり塗り始めることはありません。かならず洗浄とサビ落しをします。塗装工事は、新たにペンキを塗ってしまうと、下準備にどれだけ手間をさいたのか、わからなくなってしまうところが、怖いところです。
シンザトは「見えないところこそスペシャリストの技術と誠意」のモットーで対応します。
お客様が必ず「この次もシンザトに」と、言ってくださるのは、見えにくい箇所の工事に手を抜かないからです。

窓周りのコーキング打ち変え
窓周りのコーキングは、ペンキの寿命より短いのです。まだもつと思っても次回のペンキ塗り工事まではもちません。窓回りからの水漏れを防ぐためには、コーキングの打ち換えは必ず実施すべきです。

周辺ビルとのバランスも考慮して
タイルの商品開発サイクルは早く、交換のための在庫がなくなっていることもしばしばです。今回は痛んだタイルをはがしましたが、ぴったり同じ製品は既に在庫がないため、なるべく似たもので補修、そのあと周辺のビルに見劣りがしないよう、タイルの上から専用ペンキで全面塗装をいたしました。タイルは目地から痛んでくるのですが、全面塗装により目地からの痛みも抑えることが出来ました。

爆裂修繕
鉄筋がサビて膨張し、コンクリートを圧迫、破壊してしまう状況を爆裂と呼んでいます。爆裂箇所は、原因となる鉄筋が見えるところまでコンクリートを削り、鉄筋のサビ止めをした上で、樹脂モルタルを注入、表面模様を合わせて、最後に塗装仕上げを施します。

ヒビの奥まで修繕します
小さなヒビは塗装時に修繕しますが、3mm幅を超えるようなヒビは、そのヒビの深さ以上にサンダーで削り込み(Uカット)、コーキング材を注入します。そのあと表面を模様合わせ仕上げをいたします。

屋上の空気口
廊下や屋上は、風雨や塩害を受けやすい過酷な場所です。その分劣化が激しいので、修繕も入念にしなければならないのです。写真は水漏れの要因となる劣化したコーキングの打ち換えを実施している様子です。

ドレンパイプの交換修理
コンクリートの中に埋没しているドレンパイプのつなぎ目が、破損、コンクリートの内部で水漏れしているところがありました。まさにここは見えない箇所ですが、シンザトでは見えないところも手抜きはいたしません。今回はコンクリートをはつって、パイプつなぎ目の修繕を施しました。

足場を外して完了です
足場を外せば、修繕工事もほぼ完了です。管理組合(管理会社)によっては、足場を外す直前に、「じかに自分の目で修繕の結果を確かめたい」とおっしゃるお客様もいらっしゃいます。危険な場所は写真でご確認いただきますが、安全確保をしながら、お客様にご確認していただくこともございます。



